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世の中の「12」あれこれ

 2018年暮、福岡県みやこ町豊津の一般社団法人豊前国小笠原協会(川上義光理事長)は「ガラミワイン」を復興させた。日本ワインのルーツだともいわれるガラミワインは細川家が小倉藩を治めていた寛永5年(1628)以降の記録(『永青文庫』)に「中津郡大村にてふたう酒御作を被成候」「御郡ニて、がらミ薪ノちんとして」などの記述に因る復元がなされた。みやこ町自生のガラミ(学名エビズル)を探索、採取して宮崎県の「五ケ瀬ワイナリー」協力の下、ハーフボトル(375㍉㍑)12本ができた。約400年の時を経て野生採取のガラミで造られたファーストワインは、まさに野の味。濃く奥深い味わいだそうだ。

 メンバーの1人が、占い趣味の知人にワイン製造を話したところ「12本が凄い」と感心され「世の中の12あれこれ」の高説を賜ったそうだ。なので、12を調べてみる。


 12とくれば、まず1年12カ月。1日は午前12、午後12時間となり、円は1周12時間、2周で1日。そして1時間は60分(12×5)で1分は60秒(12×5)だ。

 身近な「十二支」は子、丑、寅、卯、辰、巳、午、羊、申、酉、戌、亥。

 また「キリスト十二使徒」はペトロ、ヨハネ、アンデレ、フィリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルファイの子・ヤコブ、タダイ、シモン、セペダイの子・ヤコブ、イスカリオテのユダ。この12使徒に由来するという各国の陪審員は12名のようだ。

 さらにギリシア神話の「オリンポス12神」はゼウス、ポセイドン、ヘラ、デルメス、アレス、へパイトス、アテナ、アポロン、アルテミス、ヘルメス、アフロディテ、ヘスティアである。

 それに「12処」は6根(眼、耳、鼻、舌、身、意)と6境(色、声、香、味、触、法)で心や心の働きを生じさせる。


 いま「現存12天守」という城は弘前、松本、丸岡、犬山、彦根、姫路、松江、備中松山、丸亀、松山、宇和島、高知である。天守の彼方の夜空を見上げれば「12星座」の牡羊、牡牛、双子、蟹、獅子、乙女、天秤、蠍、射手、山羊、水瓶、魚。12を基にまだ様々ある。

 12基準の考えは、古代天文学で1年を12分割したことが起源ともいわれるが、神や仏の神秘的な力も感じる。ところで英語の数の呼び方は、1(One)から12(Tweleve)で1区切りとなり、何故か13(Thirteen)14(Fourteen)と13以降は、全て(・・teen)である。この言い方の変化も摩訶不思議な気がする。


by inakasanjin | 2021-11-19 09:00 | 田舎日記 | Comments(0)