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コロナウイルス発生を予言

 令和2年(2020)4月、新型コロナウイルスの感染が止まらない。現在、世界での感染者数は約120万人、死者は6万人超。日本は4千人超で100人近くが死亡している。
 人間の住む地球が脅威に曝され、治療薬もない未知のウイルスに対処できないでいる。発生を遡ると、2019年12月8日、中国の湖北省武漢市の肺炎からだ。感染が始まり半年もたたずに世界に100万人を超す「患者」が生まれ、止まる気配もない。恐ろしい疫病だ。
 果たして、この病気を言い当てた預言者(預〈あず〉かった言葉を言う)ではなく、予言者(予〈あらかじめ〉言う)がいたようで、追ってみた。やはり予知能力者はいるものだ。
 まずアメリカの作家ディーン・R・クーンツ(1945~)が1981年に発表した小説『闇の眼』が予言的な内容になっている。驚きのストーリーは、ウイルスが武漢ウイルス研究所でつくられ「武漢400」としてアメリカに持ち込まれ、人間に感染させさえすれば致死率100%で殺傷できて自然消滅する「最高の武器」の誕生という設定である。
 それにしても40年前の恐怖物語が「中国武漢」スタートとは恐れ入る。このストーリーは〝生物兵器〟という負の思考に派生、展開する恐ろしさを内包していることだ。
 次にアメリカの霊能者シルビア・ブラウン(1936~2013)が、2008年に刊行した『END of DAYS』は、あまりにもピタリの予言で驚くしかない。
 ――2020年、重篤な肺炎のような症状を持つ疾病が世界中にパンデミックを起こす。この病気は肺や気管支を痛め、既存の治療法で治せない。この病気そのもの以上に不可解なのは、このパンデミックが唐突に終息するということ。10年後に再び流行するが、それ以降は完全に消滅する。――と、まさに現在進行中の感染状況を言い当てている。
 さらにアメリカのジョンズ・ポプキンス大学の科学者陣が2018年に「パンデミック病原体」レポートを発表。――その病原体の名称はまだわからない。そして、その感染がどこから始まるのかも今はわからない。しかし、その病気は、ほぼ間違いなく私たちの社会にやってくることがわかっている。(略)世界の文明を変えてしまうような病原体は、呼吸器感染を通して感染拡大していくものとなる可能性(略)――これも現在を予測している。
 コロナ予言は見事なまでに「今」を映す。どんな予言であったとしても嗤えない。

by inakasanjin | 2020-04-17 09:00 | 田舎日記 | Comments(0)